マネーはこう掴む 個人で使えるデリバティブ



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マネーはこう掴む  個人で使えるデリバティブ

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成功したトレーダーが言うことだからといって個人トレーダーが再現できるとは限らない

私は、デリバティブを駆使する個人トレーダーですが、本書の手法をそのまま応用するのは難しいです。

為替先物の原理は知識の再確認の意味で参考になりましたが、もとより個人には再現できないトレードです(本書にも記述がありますが、信用力がないためです)。

本件は、日経の夕刊に連載中のコラムにそのまま転載されていましたが、金融・為替関係者以外にすんなり理解できる人は少ないと思います。

日経225先物トレードのレバレッジコントロールに関する記述も中途半端な印象でした。

本書のノウハウを誰に向けて発信したかったのか、よく理解できませんでした。
資産運用としてのデリバティブ

かつてJPモルガンに所属していたときに、デリバティブを使って成績を収め、”伝説のトレーダー”という称号を持っていたと言うことだ。
そんな著者の実績をもって、そのデリバティブを解説してくれる。先物取引の事について、かなり基本的な事から解説してくれている。しかし、基本的な内容から、抜け出ていない気がする。

すなわち
1.レバレッジが効き、儲けも大きいが、損失の可能性も大きいリスク商品
2.価格の上昇時期、下落時期の両方において、理論的には、利益を出すことが多い
3.オプションを組み合わせることも可能

なが説明されているのだが、実際、本当に利益を出すことが出来るのか。どんな指標や情報に基づいて動くのか、といったことが、いまいち判然としない。

これが分かってこないと、どうもやっぱりギャンブルのにおいを感じてしまう。
また実際、本の中で扱われる金額の単位が、大きすぎて、これって個人投資家向けの本なの?という感じだ。
この辺りの課題をクリアした内容を今後期待したい。

「実践的に入門書」というにはちょっと期待外れでした

「個人で使えるデリバティブ」
「危機の今こそチャンス
 上昇時でも下落時でも儲かる
 一番簡単なデリバティブの使い方」
「金融が基本からわかる実践的入門書」
こんなサブタイトルや帯に惹かれて購入しました。

「実践的に入門書」というには内容があまりにも薄い気がしました。
デリバティブを上手に使った儲け方のヒント的な内容はありますが、では具体的にどう実践
するのか?という点についてはほとんどありませんでした。
ポジションを取るタイミング、ポジションサイズ、手じまいのタイミングなど。伝説のディ
ーラーと言われた藤巻氏の手法の一端が垣間見られるかと期待していたので少し残念でした。

デリバティブ・先物・オプションについて、少し理解していて、これらを使った投資に興味
がある方が、そのヒントを得るにはちょうど良い内容だと思いました。
デリバティブ?先物?オプション?って何だろう?という方には少しレベルが高いのではない
かと思います。

「金融の基本」の部分については、同著者の新書「藤巻健史の実践・金融マーケット集中講
義」とあまり変わらない印象でした。価格を考えると新書で充分だと思います。

デリバティブ(金融派生商品)や先物取引を解説している

まずはじめにに著者自身、サブプライム問題発生後、損失を伴っている事を
素直に認めています。

それからデリバティブ(金融派生商品)や先物取引を日経新聞を事例として解説しています。
これが本題でして、その流れの内に講演した(本書は講演を土台にしています)後、
聴講した者からの質問に著者が答えるといったQ&A方式を取っています。

初心者にはまず先物取引は日経新聞のどの頁をみて、重要なキーワードの定義を
説明しているので、とりあえず先物取引はどういう意味か知りたい方々には
本書は有効です。

次にファンドに投資している方々にはよく注意して欲しい事項があります。
日経平均先物です。
自分のファンドを確認されるとこれがあるファンドもあります。
第十章から読まれると良いでしょう。
これの長所が3つ列挙されています。

著者は主に日経先物225と国債先物の2つで相場を勝負してきたそうです。
そして長期投資が基本であると言う事。
FXは3倍までのリスク範囲内で行なう事。
何よりも先物取引は実際やってみないと感触が解かりにくいと言う事。

以上4点を反復且つ強調しています。
直感に過ぎる

新聞やテレビでおなじみの方なので、この一冊を買い求めました。

文体は平易で大変に読みやすいですが、あまりにも直感で書かれているように感じました。「伝説のトレーダー」と言われているのですから、実際にはものすごく様々なことを考えて判断しているのでしょうが、肝心なその点が抜けています。ほかの著書に書かれているのかもしれませんが、ここにも示して欲しかったです。

結局の所、おすすめの投資方法は細かい情報分析が不要となる日経225であり、値下がり局面でも利益が得られる先物が良いとのこと。これは積極的に勝ちに行くための行動ですが、そこまでしなければならい理由について、もう少し説明があると良かったです。



光文社
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マネーはこう動く―知識ゼロでわかる実践・経済学
直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法 (講談社+アルファ文庫 G 105-2)
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